ミュニシュパリズム京都

全ての人は生活者として日々社会的課題に影響されている当事者であり、政治の主役です。
　新型コロナウィルスや気候危機、さらに広がる格差社会や経済の金融化など、環境や社会や人々の生活は限界に近づいてきています。そのため、様々な問題が次から次へと起こっています。
　私たちは、目の前の個別具体的な課題の解決を要求するだけではなく、その先に、どういった社会にしていきたいのかというビジョンを構想し、それを皆で共有し、実現するための行動に移していきたいと考えています。
　研究者や自治体職員、政治家など、専門家の方たちと協力しながら、対等に議論していきましょう。これまで現場で地道に社会問題に取り組んできた先輩たちの経験に学び、それぞれの問題の当事者の方たちの声を聞きながら、どうやったらその問題を乗り越えていけるのかを一緒に考えましょう。
　そして、勉強・研究するだけではなく、それをどのように社会に反映していけるのかということころが重要です。上からの変革を待つのではなく、人々の知恵で草の根から変えていきましょう。自分たちのことは、自分たちで決める。それこそが「自治」であり、民主主義の根本でもあります。
　このような、幅広い人たちが参加できるような場を作りたいと考え、私たちは2020年9月に、「ミュニシパリズム京都」を立ち上げました。

「ミュニシパリズム京都」の活動の柱は以下の通りです。
・自治的なまちづくりの政策を研究し作りあげること
・萌芽的、実験的であれ政策を実行に移すこと
・個別的に自治への取り組みを実践している個人や団体と交流すること
そのためにテーマごとの部会を設けます。現在は4つですが、これから参加者が増えるにしたがって、増やしていきたいと思います。
・自治体の現状とあり方
・社会的連帯経済

・食と農
・エネルギー